リサイクルトナーを購入するうえでのポイント
リサイクルトナーを購入するうえでのポイント
トナーカートリッジは種類によって、性質が異なります。
適切なトナーを選ぶうえで重要なポイントは「値段」「品質」「保証」です。
ここでトナーカートリッジのそれぞれの特長を記載します。
種類 | 説明 | 価格 | 品質 | 保証 |
---|---|---|---|---|
再生品 | 純正品の使用済みトナーカートリッジを回収し、洗浄・修理・再生した製品です。カートリッジの仕様は純正品と同様ですので、 問題ございませんが、空カートリッジの使用期間も高くなっておりますので、その分、一定確率で不具合品の発生もございます。 |
安い |
通常 |
プリンター保証+ トナー保証 |
純正品 | プリンタ製造メーカーが国内向けに製造する新品のトナーカートリッジです。プリンタ本体のメーカーが提供している ため、品質は高いのですが、その分販売価格も非常に高くなっています。 |
高い |
高い |
プリンター保証+ トナー保証 |
汎用品 (OEM品) (ノーブランド品) |
プリンタ製造メーカー以外の企業が製造している新品のトナーカートリッジです。「OEM品」や「ノーブランド品」とも呼ばれます。新品ですので、品質は基本的に純正品と同様ですが、純正品ではありませんので価格は安くなります。しかし、汎用品は商品の流通量が少ないため商品の品揃えは少なく、お探しの商品が見つかることは少ないです。 |
通常 |
高い |
プリンター保証+ トナー保証 |
互換品 (汎用品、模倣品) |
トナーの部品、トナーの粉をプリンターメーカーでない第三者が製造したトナーカートリッジです。別名、模倣トナー・コンパチ品とも言います。純正品とは別のカートリッジ部品を独自開発しているため、プリンターとの相性が悪く、不具合率も高くなります。互換品のことを汎用品と記載している会社もございますが、価格があまりにも安い場合は互換品である可能性が高いです。 |
安い |
低い |
なし
|
選び方のポイント~「値段」の場合~
値段に重点を置く場合、リサイクルトナーをお勧めします。
人気シリーズの純正品、汎用品、リサイクル品の価格を紹介します。
※販売店によって値段の上下があります。
メーカー | 商品名 |
純正品(税込) |
汎用品(税込) | リサイクル品(税込) |
---|---|---|---|---|
Canon | カートリッジ335 ブラック | 27,000円 | – | 5,800円 |
RICOH / リコー | イプシオSP 6400H | 25,000円 | – | 5,800円 |
EPSON | SC1BK70 インク | 24,000円 | – | 10,500円 |
価格差は商品によってバラツキがありますが、一般的に汎用品は純正品の約30%の値段、
リサイクル品は純正品の50~80%の値段となります。
選び方のポイント~「品質」の場合~
品質は純正品もしくは汎用品が同程度の品質、続いてリサイクルトナーとなります。
汎用トナーは純正品よりも販売価格が安く、品質も純正品と同等品なので安心して使用ができます
が、最大のネックは商品の流通量が少なく、商品そのもの自体がない、もしくは予告なしに突然
販売・生産中止になる場合があることです。
そのことを踏まえますと、品質を重視される方には純正トナーをお勧めします。
選び方のポイント~「保証」の場合~
保証の観点から見ると、純正品、汎用品、リサイクル品のいずれもプリンター保証とトナー保証が
付いています。当店では汎用トナー、リサイクルトナーをご購入された場合は、18ヵ月保証+
プリンター保証が付いてきます。
保証内容は販売店によって異なりますので注意しましょう。
まとめ
上記のことからまとめますと、「値段」重視の方はリサイクルトナー、
「品質」重視の方は純正トナー、「値段」「品質」両方重視の方は汎用トナーのご使用をお勧め
します。
※ただし、汎用トナーは市場での流通量が少なく、予告なしに突然販売・生産中止になる場合がござ
いますので、使用される際はお気をつけください。
用途・目的に応じてインクの使い分けを行い、オフィスの経費削減を行いましょう。