リサイクルトナーについているシールの意味は?

リサイクルトナー本体にはいろいろなシールが貼られています。たとえば「リサイクル○回目」と書かれたシールです。このシールは業者があと何回トナーを再生できるか識別するために貼られているのでトナーを購入した人には何の意味もないシールです。

しかしトナーに貼られているシールの中には業者向けだけでなく、トナーを使う人のために向けて貼られたシールもあります。リサイクルトナーに貼られているシールの意味を知ることで、品質のよいトナーを見つけることができ、印刷トラブルを回避することが可能です。そこで今回はトナー購入者に知っておいてもらいたいシールの種類と意味を紹介します。

STMCシールとE&Qシール

STMCとは「Standardized Test Methods Committee」の略で、リサイクルトナーカートリッジの品質基準やテスト方法を世界で唯一定めた基準のことです。そしてSTMCシールとはこのSTMCが定める品質基準に合格したリサイクルトナーに限り貼られるシールなのです。

逆にこのSTMCシールが貼られていないリサイクルトナーは、いくら「高品質保証」と謳っていても粗悪品の可能性があります。したがってリサイクルトナーを選ぶときは必ずSTMCシールが貼られているお店にしましょう。

そしてもう一つ、日本トナーカートリッジリサイクル工業会(AJCR)が制定した「環境と品質」の管理基準に合格したリサイクルトナーにはE&Qシールが貼られています。こちらのシールもSTMCシール同様に日本が高品質を認めたリサイクルトナーのみに貼られるシールになっています。

このようにリサイクルトナーに貼られているシールには意味があるのです。そしてマルツエコのリサイクルトナーならすべてSTMCシールとE&Qシールが貼られているトナーのみを取り扱っているので、高品質を保障します。