海外の純正トナーと国内の純正トナーの違い

海外の純正トナーと国内の純正トナーの違いとは

純正トナーとは、国内のプリンタメーカーが製造したトナーカートリッジのことです。

何度もテストをして合格した高品質のトナーだけが店頭に並ぶのでプリンターとの相性が良く、

不具合や文字のかすれが発生することはほとんどありません。

しかし純正トナーは高品質をいうメリットがある反面、価格が高いというデメリットもあります。

そのようなことから、品質は落ちるが価格が安いリサイクルトナーを使う人も多いです。

とはいえ、カラー印刷の品質を落としたくないのでリサイクルトナーに妥協できないという人も多いです。

このような悩みを持っている人に今人気なのが、海外から輸入した純正トナーです。

海外の純正トナーは国内の純正トナーと同じ高品質にもかかわらず、

国内のトナーよりも価格が安いと言われていますが、なぜなのでしょうか?

 

海外純正トナーが国内純正トナーより安い理由

日本の各プリンター製造メーカーは海外でも日本で売っているものと同じ仕様のコピー機を販売しています。

ということはコピー機の消耗品であるトナーも日本と同じ商品になるので、

品質の高い国内の純正トナーが売られていることになります。

つまり日本の各プリンター製造メーカーは、日本だけでなく海外向けにも純正トナーを作っているのです。

そして海外純正トナーとは、その海外向けに作った純正トナーを逆輸入した商品のことを指します。

ではなぜ同じ純正トナーなのに海外純正トナーの方が日本の純正トナーよりも価格が安いのかというと、

海外トナーの価格相場が日本に比べて安いからです。

海外トナーの価格相場は日本の2分の1以下に設定されています。

国内では定価で2万円する純正トナーも海外なら定価でも1万円以下で販売されているわけです。

このような理由から逆輸入にかかる送料を含めても、国内の純正トナーよりも安く購入することができるのです。

 

海外純正トナーのデメリット

海外純正トナーは、国内で販売されている純正トナーと同じ品質のまま安く購入できるので

非常に魅力的です。

しかし、海外純正トナーは販売している型番が限られているので、必ず自分が使っているプリンターのトナーが

見つかるとはかぎりません。

また、国内の純正トナーよりも安いとはいえ、リサイクルトナー並みに安い価格の海外純正トナーは

純正トナーを謳った模倣品の可能性もあるので注意しましょう。